九里が今季先発で初勝利 4月以来の先発マウンドに「結果で恩返しを」

5回、広島・会沢翼に笑顔で声をかける広島・九里亜蓮=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
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 「交流戦、広島3-2ソフトバンク」(9日、マツダスタジアム)

 広島先発の九里亜蓮投手が5回5安打2失点で、今季先発初勝利となる2勝目を挙げた。

 1-1の四回に2死を奪いながら松田宣への左前打をきっかけに一、二塁とされると、甲斐に中前適時打を許した。味方が逆転した直後の五回は2死から連打を浴び二、三塁を迎えた。「ピンチの場面でしたが、会沢さんが強気のリードをしてくれた。会沢さんに向かって思い切り投げた」。グラシアルを一邪飛に封じ、勝利投手の権利を得た。

 4月29日・ヤクルト戦以来の先発となった右腕。「ふがいないピッチングが続いていた中でまた先発としてマウンドに上がらせていただいたので、何とか結果で恩返ししようとマウンドに上がりました」。今季中継ぎとしては1勝を記録しているが、先発としてきっかけとなる白星を手にした。

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