アドゥワ、阪神にリベンジ 初黒星の相手に7回0封でお返し

 「阪神1-5広島」(19日、甲子園球場)

 投打のかみ合った広島が快勝し、今季2度目の7連勝。首位・巨人が敗れたため、ゲーム差なしの2位となった。

 先発のアドゥワ誠投手が2試合連続の好投で、チームに勝利を呼び込んだ。7回を投げ、4安打無失点で2勝目。三振は0ながら、21のアウトのうち14を内野ゴロで奪うなど、持ち味を発揮。「三振が取れない分しっかり低めに集めることを一番意識してやっています」と納得のピッチングに胸を張った。

 4月30日の阪神戦では押し出しを含む5四球を与える乱調で先発転向後、初黒星を喫した。それがこの日の対戦では、与四球は2と修正してみせた。丁寧な投球で阪神打線に付けいるスキを与えず、味方の拙守が絡み最大のピンチとなった七回1死三塁も後続を断ち、阪神へリベンジを果たした。「前回やられていたので、2度同じ失敗をしないようにと思ってやったのがいい結果になりました」。

 先発転向後、4度目の登板となった前回12日のDeNA戦で1失点でプロ初完投をマークするなど投げるたびに成長を遂げる。規定投球回数にわずかに足りないものの、防御率も1・42と安定感を誇る。「まだ序盤なのでもっとチームに貢献できるように頑張りたい」と頼もしい3年目・右腕が広島をさらに加速させる。

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