2018.09.26

松山「ラッキー」幸運の一打でＶへ加速

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　「広島－ヤクルト」（２６日、マツダスタジアム）

　優勝マジックを「１」としている広島は初回、５本の長短打などで一挙５点を奪った。

　中前打で出塁した田中を、菊池が送りバントで進めて１死二塁とすると、丸が先制の中前適時打を放った。「打ったのはチェンジアップ。前の２人がつないでくれたので、何とかくらいついていきました」。さらに１死一、二塁から松山の打球は遊撃手・西浦の正面へ。「ラッキー」とアンパンマン。併殺打かと思われたが、捕球直前でイレギュラーして高くはずむと、中前へ転がった。その間に丸が２点目の本塁を駆け抜けた。

　勢い付いた打線は、野間の適時内野安打や会沢の左前適時打、安部の中犠飛で大きくリードを広げた。

　初回の攻撃から、いきなりチャンステーマで背中を押された広島ナイン。ここ数試合の悔しさをぶつけるような、打線のつながりだった。

　また、丸は中前適時打で自身が持つ球団記録を更新する４５試合連続出塁を達成し、自己最多となる９３打点目をマークした。