鯉、今季ワースト2安打で零敗 “鬼門”宇都宮で3戦連続…

 「巨人8-0広島」(22日、宇都宮清原球場)

 鬼門でまたもやスコアボードに9個の「0」が並んだ。相手先発の山口俊を打ち崩せず、広島は今季ワーストの散発2安打で2度目の完封負け。宇都宮清原球場では14、15年に続き全3戦零敗となった。試合後の緒方監督は「過去のことは関係ない。全体的にここ数試合、いい攻撃ができていない」と厳しい表情を浮かべた。

 打撃好調の会沢を今季初めて5番に据えるなど、打線を組み替えて臨んだ。最大の得点機は4点を追う四回だった。1死から松山が中前打を放ち、鈴木、会沢は四球で出塁。満塁としたが、野間、バティスタが連続三振に倒れた。野間は「内野が下がっていたので前に飛ばしたり、四球ででも1点取っていれば、流れは変わったかもしれない。しっかり反省します」と唇をかんだ。

 四回以外は三塁を踏めず。六回以降はリズムに乗ってきた山口俊にパーフェクトに抑えられた。迎打撃コーチは「カウント球でどんどんストライクを取ってくると思ったから高めを狙わせたけど、フォークの落ちが良かった」と話した。

 完敗から目を背けず、原点に戻って次戦に向かう。「こういう試合があったので、1点1点つないでいくことを思い返していきたい」と迎コーチ。23日の舞台、ひたちなかでは過去2戦2勝。きっちり白星を飾り、5月無敗の本拠地に戻る。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス