「キクバティ」またつながった!前日W弾に続き 丸離脱中でも新コンビ

 「広島6-1阪神」(12日、マツダスタジアム)

 “新コンビ”が広島勝利の一翼を担った。2番・菊池涼介内野手(28)と3番サビエル・バティスタ外野手(26)の「キクバティ」だ。七回、一挙4得点。流れをつなぎ、阪神投手陣を追い詰めた。丸が右ふとももを痛め戦列を離脱中でも攻撃力に衰えはない。

 2-1で突入した終盤戦。無死一、二塁で菊池が打席に立つ。2球連続でバントがファウルとなった直後の3球目を中前へ。すべての塁を埋めてバティスタに攻撃のバトンを渡した。

 「何としても前にだけは飛ばそうと思っていたんだ。最低限の仕事ができたよ」。ドミニカンが放った打球は右翼方向へ。犠飛としては十分な当たりで、三走・上本が本塁を駆け抜けた。その後は3者連続押し出し四球で3点を奪取し、試合を決めた。

 前日10日は菊池とバティスタが1試合2度の2者連続アーチ。菊池がお立ち台で「『キクバティ』で打ってますから、丸が帰ってくるまでは『キクバティ』でいきます」と声を張り上げた。2試合連続で勝利に貢献した新コンビ。バティスタは「昨日みたいな(いい)コンビだったね」と目尻を下げた。

 「七回は一人一人が球を見極めた。1点1点を取ったナイスゲーム」と緒方監督。中心打者が抜けても、それを補う選手層の厚さがある。

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