中継ぎ残り1枠争い若鯉バトル 藤井皓、塹江、アドゥワが火花

 中継ぎの開幕1軍をかけた若鯉バトルが最終局面を迎える。残り1枠を争う広島の藤井皓哉投手(21)、塹江敦哉投手(21)、アドゥワ誠投手(19)が9日、マツダスタジアムでの全体練習に参加。10日からのヤクルト2連戦に向け調整した。

 中崎、今村、一岡、中田が決定的。ジャクソンとカンポスのどちらかがメンバーに入る予定だ。若鯉は試合の状況次第で複数イニングを任される可能性があるため、回をまたいでも結果を残すことが求められる。

 藤井皓は昨季、回またぎを「やっていない」と言う。集中力の維持が難しいとされるだけに、イニング間の過ごし方などに注意を払っていく。「難しさはあると思うけど、今までやってきたことを信じてやるだけ」と闘志を燃やした。

 2年目で成長株のアドゥワは平常心を強調する。「どこを任されても一緒。開幕1軍に残れるようにアピールしたい」。春季キャンプでは動く直球とチェンジアップで打者を翻弄(ほんろう)した。ロングリリーフでも、その投球ができるかが生き残りへのカギになる。

 畝投手コーチは「一戦一戦が勝負」とゲキを飛ばした。開幕が近づくにつれ主力組の登板機会が増えるためチャンスは多くない。一発快投が求められている。

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