丸が火付け打!初回速攻5点 勢い止まらん!交流戦打率・387

 「交流戦、広島7-2オリックス」(15日、マツダスタジアム)

 押せ押せムードに、広島・丸が火を付けた。相手のミスを見逃さず、一気呵成(かせい)に攻め立てる。0-0の初回無死一、二塁から左中間を真っ二つに破る2点二塁打。「チャンスだったし、何とか先制点がほしかった。良いスイングができました」。充実した表情で汗をぬぐった。

 先頭・田中から四球、失策と続いて得た好機。主導権を手放さないためには適時打が必要だった。「もらったチャンスというと失礼だけど、そういうところでしっかり捉えてくれた」と緒方監督。低めの直球を迷わずはじき返し、流れを呼びこんだ。

 丸の交流戦打率は・387を誇る。「なんで数字が良いのか、逆に僕が知りたい」。パ・リーグ相手だからと言って苦手意識はない。平常心で打席に立ち続けられることが、結果に結びついている。

 勝ち越しは過去、3度しかない交流戦。16日から本拠地で迎えるソフトバンク3連戦を残すだけとなった。“優勝”は手の届くところにある。チーム一丸で、頂を目指す意気込みだ。

 「去年の(リーグ)優勝が、勢いだけではなくて力を付けてきたから、というのを示したい。1つの目安ではないけど、交流戦でも勝てるということをみせたい」。新たな勲章と自信を手にするためにグラウンドに立つ。

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