鈴木誠也誓った!シャーザー撃ち WBC代表選出…セ界一から世界一へ

 来年3月に開催される第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する野球日本代表の一部メンバーが20日、発表され、広島からは鈴木誠也外野手(22)と菊池涼介内野手(26)が選出された。鈴木は今季、急成長を遂げてチームの25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献。次は世界を驚かせる活躍で、日本代表を2大会ぶり3度目の優勝に導く覚悟だ。

 驚きとともに表情を引き締めた。念願がかない、ついに日の丸のユニホームに袖を通す。鈴木は「小さいときから、いつかは日本代表になりたいと思っていた。一つの夢がかなったので、次は結果を出したい」と意気込んだ。

 2大会ぶり3度目の世界一が目標。だが、その道のりは決してなだらかなものではない。米国代表には、今季2度目のサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に輝いたシャーザー(ナショナルズ)や、13年にナ・リーグ最優秀選手を受賞したマカチェン(パイレーツ)など、そうそうたる顔触れが並んでいる。

 それでも若鯉は気後れしない。世界一を勝ち取るためには、必ず越えなければならない壁だ。この日、マツダスタジアムで約5時間の自主トレを終え「めったにそういう選手と戦うことはできない。楽しみです」と心を躍らせた。

 来年の春季キャンプでは、より早く実戦感覚を取り戻す必要がある。フリー打撃やシート打撃など、これまで以上に1球に集中して対峙(たいじ)する構えだ。世界の猛者としのぎを削る国際大会は、貴重な経験を得られる最高の機会。「世界一になれるように頑張りたい」。鈴木が世界の舞台でも神ってみせる。

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