野村「勝つためにやるだけ」第6戦勝って第7戦黒田につなぐ
広島の野村祐輔投手(27)は27日、日本シリーズ第6戦(29日・マツダ)の先発に向け、マツダスタジアムでランニングやキャッチボールなどを行い調整した。
対戦成績を2勝3敗とし、32年ぶりの悲願達成へ負けられない一戦。右のエースが日本ハムの優勝を阻止し、最高の形で第7戦での先発が濃厚な黒田博樹投手(41)にバトンをつなぐ。
「どういった結果で登板を迎えようが、チームが勝つためにやるだけ」と平常心を強調した。
今季16勝を挙げ、最多勝と最高勝率の2冠を獲得した右腕。そのうち本拠地では8勝1敗、防御率3・00と好成績を残した。前回の23日・第2戦(マツダ)でも、6回2安打1失点の好投。チームに勝利を呼び込んだ。
「ホームで投げることは決まっているので。ファンの方の声援もあり、(本拠地で戦えることは)大きいと思います」。大声援を味方に、強力打線をねじ伏せる。





