広島が先勝 重盗と2発で大谷攻略 日本ハムは11残塁の拙攻
「日本シリーズ・第1戦、広島5-1日本ハム」(22日、マツダスタジアム)
25年ぶりに日本シリーズに出場した広島が、投打がかみ合って先勝した。打線は日本ハム先発・大谷から3点を奪うなど、相手投手陣を攻略。先発のジョンソンは6回2/3を投げて1失点で試合をつくった。
二回1死一、三塁の場面で重盗を仕掛け、三走・鈴木が先制のホームイン。四回には松山、エルドレッドのソロで2点を追加した。3-1と2点差に迫られた直後の七回には、丸の右前適時打、エルドレッドの右犠飛で2点を追加した。
先発のジョンソンは6回2/3を投げ、9安打を浴びながらも粘りの投球で1失点にしのいだ。七回2死一、二塁のピンチを今村が抑えると、八回はジャクソン、九回は中崎が無失点投球を見せた。
日本ハムは、打線が11残塁の拙攻。再三チャンスをつくりながら、七回のレアードのソロによる1点止まりだった。先発の大谷が6回を投げて5安打3失点。0-1の四回には2本塁打を浴びてリードを広げられるなど、相手をねじ伏せる投球はできなかった。