登録抹消の守護神・中崎 右傍脊柱筋の炎症

腰を触りながら三浦真治トレーナー(右)と話し合う広島・中崎翔太=マツダスタジアム(撮影・吉澤敬太)
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 広島は27日、25日に1軍出場選手登録を抹消された中崎翔太投手(24)について、市内の病院で検査、診察を受けた結果、「右傍脊柱筋の炎症」と診断されたことを発表した。

 同投手は23日の練習中、右腰付近の違和感を発症。球団として「実戦を回避し、患部の回復を最優先させるため、登録を抹消します」と発表した。今季、開幕から抑え投手として、25年ぶりのリーグ優勝に貢献。ここまで61試合に登板し、3勝4敗。防御率1・32で、34セーブは現在リーグ2位の成績だった。

 今後について球団は「経過を見ながら、スロー再開などの判断をしていく予定です」とし、まずは患部の完治に専念する。この日もグラウンドに出ることなく室内で、患部に負担のかからないメニューに終始した。CSファイナルSまで残り3週間弱。守護神離脱の影響は測りしれないだけに、まずは早期回復が待たれている。

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