岡田が右肩違和感で抹消…アクシデント続く先発陣再編へ

 「広島8-7巨人」(7日、マツダスタジアム)

 劇的サヨナラ勝利で歓喜に沸く広島に、暗雲が立ちこめた。先発のドラフト1位・岡田明丈投手(大商大)が右肩の違和感を訴え、3回3失点で降板。試合後、緒方監督は8日にも出場選手登録を抹消すると明かした。

 二回まで、最速151キロの直球で巨人打線をねじ伏せた。だが、三回に突如崩れた。1死から連続四球で一、二塁とし、阿部に右翼席に3ランを運ばれた。後続を断ち、平然とベンチへ戻ったが、上がるはずの四回のマウンドに岡田の姿はなかった。

 緒方監督は「岡田はマウンド上でいつもと違う動きを見せていた。登板後に聞いたら肩に違和感があると言っていた。抹消する」と説明。松原トレーナーは「右肩から首付近にかけて。三回の投球中に違和感を覚えた」と説明した。

 ローテの一角として、14試合に登板した右腕の離脱。戸田も左手首負傷でリハビリ中と、アクシデントをカバーできる先発が不在だ。指揮官は「2軍を含めて先発が足りない。しっかり考えて。今までとチームの形を変えて来週から戦う」と、先発投手を中心とした再編に着手する。

 今後については一岡を昇格させ、ヘーゲンズの先発への配置転換を検討する。最大の危機を乗り越えるべく、総力戦で戦いに備える。

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