新井8号3ランで逆転 古巣の左翼席へ左手一本
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「阪神-広島」(9日、甲子園球場)
広島が三回、新井貴浩内野手(39)の8号3ランで逆転した。
1死から菊池、丸の連打で一、二塁。ルナの三ゴロで一、三塁とすると、ここで新井が打席に立った。2ボールから3球目、真ん中低めの116キロチェンジアップに、体勢を崩されながらも最後は左手一本。振り切った打球は左翼ポール右、スタンド中段まで伸びた。「打ったのはチェンジアップ。うまく打てました。チャンスで打ててよかったです」とコメントした。
3日のDeNA戦(横浜)以来3試合ぶりの一発。7月に入って3本目の本塁打で、試合を一気に引っ繰り返した。勝てばリーグ最速の50勝到達。1996年以来20年ぶりとなる。チーム本塁打はこれで82本目で、12球団1位を走っている。