中崎 超速仕上げで開幕ダッシュじゃ

 広島の中崎翔太投手(23)が21日、超速仕上げで開幕ダッシュすることを誓った。年明けからは江草仁貴投手(35)、一岡竜司投手(24)と合同自主トレを行う予定。温暖な沖縄を主な拠点とし、「スタートが大事です」と早めの調整で抑え定着を狙う。

 「温かい場所に長くいた方が。1月の2週目からは距離をとってキャッチボールや、ブルペンに入りたい。これまでより早め、早めに体を仕上げていく」

 今季チーム最多の69試合の登板で29セーブ、防御率2・34。大躍進を遂げた1年を振り返れば、シーズン序盤の不調が悔やまれる。月別成績は3、4月が防御率4・22、5月も3・95。中崎と同調するようにチームも序盤につまずき、それが最後まで尾を引いた。

 血行障害で13年オフ、右手中指と人さし指を手術した。シーズン中はカイロを使って指先を温めるなど工夫を施してきたが、それ以外に寒さが残る春先の対策が必要だと痛感しているようで「投げられる状態をつくらないと。対処法を考えないといけない」と話す。

 この日もマツダで練習。筋トレや体幹、インターバル走などで汗を流す。年明け4日から三重の施設に行き、その後は約2週間、沖縄自主トレの予定。「まずキャンプ、オープン戦。しっかりスタートを切りたい」。真価の問われる2016年。守護神の座を譲る気は毛頭ない。

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