大瀬良 救援でまた失点…

8回、ゴメスに3ランを浴び下を向く大瀬良(撮影・棚橋慶太)
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 「広島6-6阪神」(23日、長野)

 広島が延長12回引き分けで、再び最下位に転落した。5時間13分の死闘を繰り広げたが、再三再四の好機にあと1本が出なかった。

 1点リードの八回、2番手で登板した大瀬良が4安打3失点と誤算。一時、逆転を許すなど精彩を欠いた。これで中継ぎ転向後は4試合の登板中3試合で失点。「先頭の四球がすべて。ブルペンでは(状態が)良かったんですけど、力を出し切れなかった」とがっくり肩を落とした。

 それでもチーム一丸で最後まで諦めず、同点で激戦を終えた。試合後、緒方監督は「(大瀬良)大地にはあしたも行ってもらう」と変わらぬ信頼を口にし、今後の復調を強く期待。「またあした、あした」と次戦へ向けて、気持ちを切り替えていた。

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