「鯉の新井」2771日ぶり弾

5回、2ランを放ち気合いの表情で生還する広島・新井貴浩(右)=甲子園(撮影・保田叔久)
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 「阪神-広島」(9日・甲子園)

 広島が1-0の五回、新井の1号2ランで阪神を突き放した。

 2死二塁で打席に立った新井。カウント3ボールからの4球目だった。真ん中外より低めの直球を強振。手応えがあったのだろう。独特のフォロースイングでバットを手放し、一塁に走りながら打球が中堅左に着弾するのを見届けた。

 勝てば最下位脱出の一戦で貴重な2ラン。8年ぶりに復帰した古巣で、昨年まで在籍した阪神の本拠地甲子園での一撃。広島のユニホーム姿では07年10月7日・ヤクルト戦(神宮)以来2771日ぶりのアーチを描いた。

 新井は「打ったのはストレート。1、2打席目のチャンスの場面でランナーをかえすことができなかったので、この打席は絶対にかえすという強い気持ちで行きました。追加点の欲しい場面だったので打てて良かったです」と、コメントした。

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