5打点新井がマツダ初お立ち台

1回広島2死一、二塁、中前へ2点適時打を放つ広島・新井貴浩=マツダスタジアム(撮影・出月俊成)
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 「広島13-1巨人」(5日、マツダ)

 広島は初回、打者14人で10得点を挙げたのが大きかった。新井の2点適時二塁打をきっかけに、鈴木誠が2号2ラン。打者一巡後、新井が2点適時打を放つなどした。前田は7回を4安打無失点で今季3勝目。

 巨人は杉内が大誤算。初回に2アウトしか取れずに6失点でKOされた。

 マツダで初のお立ち台となった5打点の新井はファンから「お帰りなさい!」の唱和で出迎えられた。「夢みたいで最高です。何とかマエケンに先制点をと思って気合を入れました。うまく回れたのでヒットにはなってくれると思いました。今日は援護できて良かったです」と振り返った。今季は投手を援護できない試合が多かったが、「もっともっと打って点を取って楽に投げてもらいたい」と今後も打線を爆発させることを誓った。

 前田は新井の援護に「初回から援護してもらったので、すごく楽にマウンドに上がることができました」と笑顔。おなじみとなったお立ち台Tシャツのイラストは子どもの日にちなんだこいのぼりと、活躍した新井などを描いた。「うまくかけたと思います。新井さんは変に描くと怒られると思ったんですけど、新井さんが笑ってくれて救われました」新井は「これ、こいのぼりですかね。サメにしか見えない…。いや、センスあると思います」とフォローしていた。

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