菊池先制弾!相性重視の強攻策ズバリ

 「巨人3-10広島」(18日、東京ド)

 プレーボールからわずか数分で試合の主導権を握った。2番・菊池が、一回無死一塁からセドンの初球の直球を左中間席へ先制の5号2ラン。「相手はバントだろうと思っていたと思うんで、真っすぐ一本に絞っていた」と、狙い球を完璧に捉えた。

 野村監督が「相性のよさで打ってくれた」と絶賛する一撃。チームは4月9日にセドンとの初対戦で完投こそ阻止したが、九回途中まで15三振を喫した。その中で菊池だけが3安打。データを重んじての強攻策に見事に応えた。

 三回にも左中間二塁打を放ち、この回で降板したセドンに6打数5安打。八回には久保から左中間二塁打を放ち猛打賞。野性味あふれる守備を加え、攻守でチームの快進撃を支える。

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