梵1軍再合流「結果を出さないと」

 広島の梵英心内野手(33)が5日、1軍に合流した。マツダスタジアムでの全体練習でフルメニューをこなし「試合に出て結果を出さないといけないと思う。ヒットを打ち、しっかりと守りたい」と意気込んだ。

 不安を抱える両膝を考慮して、2軍でじっくり体をつくってきた。2月15日に1軍に合流したが、同20日から再び2軍で調整。「昨年は2、3月(の調整)があったから1年間やれた。そのイメージを大切にした」と、慎重に取り組んだ昨年と同じ調整法を踏襲した。

 この日のシート打撃は大瀬良に対し2打数1安打も「練習なので試合で出せないと意味がない」と、重要視はしていない。既に2軍では実戦3試合を経験。8日のヤクルトとのオープン戦(福山)から出場する予定だ。

 選手会長として臨む今季。1軍にいなかった春季キャンプでは、副選手会長の前田がセレモニーなどで選手会長の役割を担った。

 梵は練習前に前田と談笑。「彼は目配りができるので、声をかけていただきました」とジョークを飛ばしつつも「かなり負担をかけたと思う。これからは野球に専念してもらいたい」と、エースを気づかった。そのためには1軍定着は最低条件だが、正遊撃手の筆頭候補は、はるか先を見据えているはずだ。

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