大竹けいれん5敗目「全身がつった」

 「広島2-3阪神」(6日、マツダ)

 広島・大竹寛投手(30)が6日、登板後に全身がけいれんする症状を引き起こした。ロッカーへ向かう途中に立ち止まると別室に移動。水分補給などを行った。七回に押し出し四球などが絡み3失点。7回5安打4四球3失点で5敗目を喫した。チームもこれで3連敗となり、借金も今季最多タイの11に膨らんだ。

 試合後、大竹の体に異変が起こった。九回2死、梵が一邪飛に倒れ試合終了。ナインが足早にロッカーへ向かう中、背番号17だけは通路に止まり、壁に手を押し当てうつむいた。左足を気にするそぶりを見せると、今度は手を腰へ。最後には膝を折り、地面に手をついた。その後、トレーナーと共にすぐそばにある別室に移動した。

 報道陣の前に姿を現したのは、それから約10分後だった。足を引きずりながら、16段ある階段をゆっくりと上った。「全身がつった感じ。汗かきなので」。水分を補給しながら、脱水症状気味だったことを明かした。

 気温27度、湿度80%の蒸し暑さの中、全力を出し切ったが、四球が黒星に直結した。0‐0の七回だ。2つの四球などで2死満塁。打席に代打西岡を迎えた。「逃げたわけでもないし、慎重になったわけでもない。ただ、狙ったところに投げられなかった。フォアボールは自分のミス。悔しい」。

 3ボール1ストライクから投じたのは、チェンジアップだった。しかし、指先が狂い球は高めに浮いた。痛恨の押し出し四球。先制点を献上し、口を真一文字に結び悔しさをあらわにした。さらに続く坂には左前2点適時打。3つの四球が絡み3失点した。結局、崩れたのはこの回のみ。7回5安打4四球3失点で5敗目を喫した。

 常々、四球に対し苦言を呈している野村監督は「もったいない。いいピッチングが台無しになった」と嘆いた。

 5月22日の西武戦(西武ドーム)で5勝目を手にして以降、これで6試合白星がない。さらに、そのうち5試合でチームが黒星を喫しているだけに「チームが勝っていれば気持ちも違う」と、苦しい胸の内を明かした。

 けいれんを引き起こしたが、石井トレーナー部長は「大きなことではない」と次回登板には支障がないことを強調した。

 「マウンドに上がる以上は、辛抱強く投げていくしかない」。し烈なAクラス争いの中にいる野村鯉だけに、大竹の活躍は不可欠だ。

編集者のオススメ記事

carp最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(carp)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス