松山宣言!シーズン中に定位置奪う

 広島・松山竜平外野手(27)が11日、マツダスタジアムで休日返上練習を行い、シーズン中の定位置獲りを宣言した。現状では外野、一、三塁でのスタメン出場は難しく、開幕は代打スタートが濃厚。だがいつでもレギュラーに取って代われるように、好調な打撃でアピールを続けていくつもりだ。

 自身が置かれている現状を冷静に判断した。松山は「開幕スタメンは狙いたいけど、状況的に厳しい。開幕したら調子が上がらない選手が出てくる。そこで出ていって結果を残し、レギュラーを狙いたい」と闘志を燃やした。

 外野の定位置はルイスとエルドレッドが決定的。残る1枠は丸がリードしている。さらに内野は、一塁に栗原が、三塁には堂林がいる。彼らに故障などがない限り、スタメン出場は難しいのが現状だ。だからといってうつむくことはない。「1年間1軍にいることが大事」と、気持ちを切り替えた。

 打撃に手応えを感じているからこそ言える言葉だ。オープン戦5試合で11打数4安打4打点、打率・364。オープン戦の“首位打者”となった昨季(・403)と比較し、「そのときよりもつかみかけているものがある。間も取れている。どんな変化球に対してもしっかり入っていける」と自信をのぞかせた。

 昨季は開幕3連戦にスタメン出場。しかし11打数2安打と十分な結果が残せず。その後もオープン戦の好成績が重圧となり不振に陥った。反省を生かし「成績が良くても考えないようにしている」。無心で打席に立ち、好調を維持している。

 この日は休日を返上し、ランニングやティー打撃など約2時間、汗を流した。「結果を残し、1年間活躍できるように頑張りたい」。背番号37が静かにレギュラーの座を狙う。

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