オリックス・宮城が今季最短4回降板で4敗目 吉田輝星は凱旋登板も1回1失点

 楽天戦に先発した宮城
 楽天戦の7回に登板した吉田
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 「楽天4-1オリックス」(8日、こまちスタジアム)

 オリックスは楽天に敗れ、カード勝ち越しとはならなかった。

 先発の宮城は今季最短の4回9安打3失点(自責1)で降板し、自身4敗目となった。

 初回は1死一塁から浅村を空振り三振に仕留めた後、島内の打球が宮城を襲ってグラブ付近に当たったが、うまくカバーしてアウトとしていた。

 ただ、二回以降は不運な当たりや味方の拙守もありながら失点を重ねていく。特に1点ビハインドの三回は3連打を許した後に2死を奪ったところまでは良かったが、辰己に押し出しの四球をを与えるなどらしくない投球だった。

 四回は平良にセーフティーバントでの内野安打を許した後。トレーナーがマウンドへかけつけるシーンもあった。被安打9は今季ワースト。86球での交代となった。

 2点ビハインドの七回から吉田ががい旋登板。2軍戦を含めると3年連続地元・秋田での登板となった右腕は、1回2安打1失点だった。

 先頭の村林には左前打を許したが、続く浅村は中飛。雨脚が少しずつ強くなる中、続く島内を四球、鈴木に左前打で満塁のピンチを招いた。

 次打者・茂木の二ゴロの間に三走が本塁に生還し、失点。辰己は空振り三振に仕留めたが、快投を演じることはできなかった。

 打線はセデーニョがまたも楽天相手に一発をかました。二回1死走者なし。左腕の藤井から左中間へ先制の7号ソロ。7本中5本が楽天と打ちに打ちまくっている。ただ、三回以降はチャンスを演出しながらも得点できない展開が続いた。

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