日本ハム・新庄監督、前夜の幕切れを振り返る 延長はリクエスト1回「知っていたんだけどね、でも選手があそこまで言うから」着替え直してグラウンドへ
「ソフトバンク-日本ハム」(8日、みずほペイペイドーム)
日本ハムの新庄監督が前夜のサヨナラ負けのシーンを振り返った。延長十二回無死満塁から周東のサヨナラ犠飛で幕切れとなった。
新庄監督はホームのクロスプレーに対してリクエストを要求。リプレー検証の結果、判定は覆らなかった。だが、その後、三塁・郡司がタッチアップの離塁についてアピールしていたが、そのまま試合終了となった。
新庄監督はリクエスト要求の際に迷ったという。「どっちにしよう?向こう(三塁タッチアップ)は大体セーフってなるから、こっち(本塁クロスプレー)にしとこうと思って」と明かした。
ルール上、延長戦に入ってからはリクエストは一回しか使えない。リプレー検証の結果を受けて、新庄監督はベンチ裏に引き揚げた。だが着替えていたところ、選手がアピールしていることを聞いたという。
「(リクエスト1回は)知っていたんだけどね。でも選手があそこまで言うから、出てきてね」。ユニホームを再び着直してグラウンドへ再登場。審判団に確認を求めた。「タッチアップは?って言ったら、『ビジョンで確認した後にそんなん言われても』って。一応言っただけですけどね」と解説した。