ロッテ・鈴木がプロ初セーブ “臨時”守護神が締めた「腕を振って投げました」

 「ロッテ2-0西武」(17日、ZOZOマリンスタジアム)

 “臨時”の守護神が踏ん張った。4年目のロッテ・鈴木が最後を締め、プロ初セーブをマークしてチームを3連勝に導いた。「心の準備はしていました。うれしいです」と笑顔をはじけさせた。

 2点リードの九回にマウンドへ。先頭打者に出塁は許したが、打者2人を抑えて2死二塁。最後の打者・山村に大飛球を浴び「いかないでくれと思っていました」と願い、結果は右飛。「緊張感はあったんですけど、守り抜かないといけないと思って腕を振って投げました」と振り返った。

 本来の守護神・益田が4月4日に出場選手登録を抹消されていた。しかも前夜は延長十一回を戦い、「たくさんピッチャーを使っちゃったんで。元気なのが鈴木しかいなかった」と吉井監督。「キャンプから真っすぐが良くなった」という20年度ドラフト1位の左腕を抑えに抜てきし、接戦を制した。

 まだまだ発展途上のロッテ。指揮官は「若い選手が多い。失敗を恐れずにハッスルプレーをしてほしい」とフレッシュな力にも期待し、チーム力を高めていく。

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