巨人・原監督 長野はレギュラー候補明言も「情けをかけることは私はしない」【一問一答】

 こぶしを握る原監督(左)と入団会見で笑顔を見せる長野(撮影・佐々木彰尚)
 原監督に手をそえられる、入団会見で巨人のユニホームを着た長野(撮影・佐々木彰尚)
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 広島から無償トレードで巨人に移籍した長野久義外野手(37)の入団会見が15日、原監督同席のもと都内で行われた。背番号は7となった。

 5年ぶりの古巣復帰。ルーキーイヤーの監督でもある原監督も「本日めでたくジャイアンツ長野また誕生ということになりました」と満面の笑顔。

 長野は「久しぶりにジャイアンツに復帰することになりまして、すごく楽しみですし、とにかく今はやる気に満ちあふれています」とあいさつし、「慣れ親しんだユニホームですが、また新しい気持ちでルーキーのように頑張りたい」と表情を引き締めた。

 原監督の一問一答は以下。

 (冒頭)「まあ本日めでたくジャイアンツ長野また誕生ということになりました。

 経緯等々は皆さんがおわかりのところだと思いますが、今回夏過ぎ、秋に入ろうかというときにカープ球団から長野の話が出ました。我々も考え、ぜひジャイアンツに戻って、一員として戦ってもらおうと、今日が誕生したわけです。

 元々NPBのルールの中でFA制度、28人プロテクトの中で彼が当時、29番目であり、その事実、広島球団はその中から選んで、広島カープ、長野が誕生したというところでした。誕生したときはまさかという気持ちもありましたが、長野は認められる選手だと、ただFAという制度の中でややルール上仕方ないと思いつつも、少し悔しい思いをした。

 年月はたちましたけど、なぜか背番号7番を非常に待ちに待った、7番があったんですね、偶然ではなく必然だったのかなと思っています。大変強い戦力が来て、喜んでいる。カープファンもある意味拍手を送りながら、送り出されている、長野という選手は愛されている。これから一花、二花咲かせてくれると思っている」

 -なんと声をかけたか。

 「僕の前では比較的おとなしい選手なんですね。もう年齢的にもいろんな経験をして、勇人よりも年齢的なものは先輩の部類で、いいものを出して欲しいな。レギュラー獲ってくれることが1番でそこは勝負してほしいと。ある種、教育的な立場、目線があってもいいと思うよ。遠慮せずに私に言ってくれと第一声言わせてもらいました」

 -役割は

 「レギュラーになってもらうこと。それが1番の教育。心技体という中でレギュラーを獲得するのは相当強いものがないと取れません。勝負の世界ですけど、先輩だから、あるいは情けをかけながらということは私はしないと思います」

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