ロッテが角中に再び複数年契約を提示 球団幹部「もちろん残ってほしい」

 ロッテが8日にも国内FA(フリーエージェント)権を取得する角中勝也外野手(31)に対して、昨年に続いて今年も複数年契約を提示する方針であることが4日、分かった。

 球団は昨年の契約更改で3年の複数年契約と単年契約の2種類を提示した。

 角中は迷うことなく単年を選択した。

 「(複数年契約は)自分にとっては魅力的ではなかった」と話したが、これは18年シーズン中のFA権取得を見据えてだった。

 この日、球団幹部は「もちろん残ってほしい」と話し、「(今年もまた)複数年(契約)を提示する可能性が高い」と引き留めに全力を尽くしていく構えだ。

 だが、球団幹部が「昨年の条件は結構いいものだったが…」と明かしたように、好条件を提示していた。角中がそれを断っていただけに今後の展開が注目される。

 今季はキャンプ終盤に右腰背部、3月20日の西武戦(オープン戦)では守備中に背中を痛めて、開幕スタメンから外れた。

 だが、復帰すると存在感を発揮。6月度の「月間MVP」を獲得している。

 4日現在、84試合に出場して打率・285、5本塁打、45打点。主軸として活躍している。今季の目標は「最低3割」。残り28試合でスパートをかける。

 昨年は110試合に出場し打率・269、8本塁打、44打点だった。

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