中日・松坂が粘投123球!初星逃すも7回2失点「もう一段階上がってきた」

 「中日1-2阪神」(19日、ナゴヤドーム)

 中日・松坂が中13日で移籍後2度目のマウンドに上がり、123球を投げて7回4安打2失点と好投した。

 打線の援護に恵まれず、チームは5連敗。自身も2006年9月以来となる日本球界12年ぶりの白星を逃し「うまく流れを持ってこられなかった。最低限長いイニングを投げられたが」と悔しさをにじませた。

 140キロ前後の直球は見せ球に使い、多彩な変化球、緩急を駆使して打者を揺さぶった。二回無死一、三塁では阪神・糸原の犠飛による1点にとどめた。自らの失策などで無死満塁となった四回も、併殺打を打たせるなど1点しか許さなかった。

 試合後は「ばてたという感覚はない。もう一段階上がってきた」と手応えも口にした。今後は再度、登録抹消されて30日のDeNA戦に登板予定。「そこを目指していく」と前を見据えた。

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