オリックス・若月プロ1号も空砲 「一生打てないと思ってた」
「ソフトバンク4-3オリックス」(6日、ヤフオクドーム)
オリックス・若月がプロ4年目、通算523打席にして初本塁打を放った。1点リードの五回先頭で千賀の初球スライダーを捉え、左翼席へ運んだ。
「本塁打を打てるとは思ってなかった。一生打てないと思っていたので。どうやって走ったらいいかも分からなかった」
興奮気味に振り返った。チームではT-岡田、中島に次ぐスイングスピードの持ち主。福良監督も「飛ばす力はある」とパワーを認めるが、打率は2割台に低迷。ノーステップや神主打法などさまざまな打ち方に挑戦してきた成果が出た。
捕手としては喜んでばかりもいられない。「勝ちきれなかったのが。その辺ですね」と九回に追いつかれた場面を反省していた。