「楽天６－５日本ハム」（９日、Ｋｏｂｏパーク宮城）

　日本ハム・大谷が４月２日の西武戦以来、左太もも裏肉離れから復帰後では初となる１試合３安打を記録した。一回に遊撃への先制打をマークすると、三回には右前打、七回には中前適時打を放った。

　一回の打席は２死三塁で塩見の内角球に詰まりながらも、故障の影響を感じさせない懸命な走りで遊撃内野安打として試合の流れを引き寄せる先制点を奪った。これが７月３１日のソフトバンク戦から６試合連続で起用されている４番での初打点となった。

　「バットの先でしたけど、いいところに転がってくれた」。だが、俊足を飛ばした適時内野安打も勝利には直結せず、チームは３連敗で借金は今季ワーストの３０となった。