中村紀洋氏、甲子園出場&プロ輩出に意欲 浜松開誠館高の非常勤コーチに就任

 静岡・浜松開誠館高野球部の非常勤コーチに就任した中村紀洋氏(43)が1日、浜松市中区の同校で会見した。月に2、3度、週末に指導する予定で、春夏通じて甲子園初出場とプロ選手輩出に意欲を見せた。

 生涯現役を貫く男の、新たな挑戦が始まった。高林一文理事長らが同席した会見で「手応えは大あり。甲子園という夢舞台に立ってもらいたい。プロに行ってほしいし、メジャーにも。夢は大きく持ってほしい」と抱負を語った。

 中村氏は近鉄や中日、ドジャースなどで日米通算23年シーズンに渡ってプレーし、2106安打、404本塁打。中日では2007年の日本シリーズでMVPに輝いた。

 昨年2月に学生野球指導資格を回復し、3月下旬から3度指導。チームは3月からの練習試合で10本塁打を量産している。「どんなフォームでも基本を身につければバットは振れる。上から下へ、バットをどう使うかだけ教える」。指導はシンプルだが「ノリ効果」はてきめんのようだ。

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