ロッテ・唐川、巨人打線を手玉にとる 5回無失点で開幕2戦目先発へ

 「オープン戦、巨人-ロッテ」(26日、東京ドーム)

 ソフトバンクとの開幕3連戦の第2戦目(4月1日・福岡ヤフオク)に先発が濃厚となっているロッテ・唐川侑己投手(28)が、安定感抜群のピッチングを披露した。

 一回2死から坂本に右前へ運ばれたが、阿部を一ゴロに仕留める上々のスタート。二回には村田を114キロのカーブで空振り三振に取り、続く長野には130キロの内角スライダーで見逃しの三振だ。四回にも坂本勇から137キロの内角スライダーで見逃しの三振を奪った。

 ストレートが走り、変化球の切れもあり、5回を被安打3で無失点。前回の楽天戦(19日・ZOZOマリン)でも6回1/3を無失点で切り抜けている。

 昨年は夏場から調子を上げて15試合に登板して6勝。オフには球団から、「1年間ローテに入って活躍してほしい」と要望され、年俸も400万増の5200万円となった。

 今年でプロ入り10年目。元祖「千葉の星」として活躍を期待され続けてきた。「10年目は意識しませんけど、そろそろ役に立たないと」と笑いながら話していたが、節目の年を迎え、石垣島キャンプから順調に調整を重ねてきた。唐川、17年シーズンが大きな飛躍の年になりそうだ。

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