併殺崩しの危険スライディング禁止へ 違反なら打者、走者ともアウト
プロ、アマ合同の日本野球規則委員会が11日、都内で行われ、公認野球規則に併殺崩しの危険なスライディングの禁止を厳格化した新たな項目を加えることを決定した。
新規定では正しいスライディングの要件を明確に記載。野手と接触する目的で進路を変えないこと、滑り込んだ後にベースにとどまろうとすることなどが定められ、違反の場合は守備妨害で打者走者とともにアウトとなる。
警告の基準やリプレー検証の対象とするかなど、プロ側の詳細な運営方法は23日の実行委員会で決定される。