ロッテ・井口が4500万減の1億3500万円でサイン

 ロッテ・井口資仁内野手(41)が3日、ZOZOマリン内で契約更改交渉に臨み、4500万減の1億3500万円でサインした(金額は推定)。

 今季が3年契約の最終年。1年契約を結んだ井口の表情はスッキリしていた。

 「まだまだ1年戦う体力はある。(ロッテは)トップに立てる位置にある。チームに貢献していきたい」

 今季は79試合に出場し、打率・257。自己最少の39安打に終わったが、8二塁打、5本塁打で34打点をマークした。

 7月19日の西武戦(西武ド)では球団最年長記録となる41歳7カ月での満塁弾を放ち、シーズン中には史上44人目となる1000打点も記録した。

 4日で42歳となる。1歳年上の三浦(DeNA)が引退し、同学年の広島・黒田もユニホームを脱いだ。これまでは野手最年長だったが、来年は中日・岩瀬投手とともに球界最年長となる。

 井口と言えば、若いのイメージだ。その秘訣(ひけつ)を「野球が大好きで野球のことばかり考えているからかな」と答えた。

 「彼がベンチにいるだけで若い選手に安心感を与える」とは林球団本部長。ナインのお手本になっている。

 「もっと若い人に(自分の姿を)見せていきたい。1年1年が勝負です」と井口。中高年の星が来季もハツラツとした姿を見せる。

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