オリックス佐藤世那、来季は「球速にこだわる」現状維持で更改
オリックスの佐藤世那投手が1日、神戸市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の500万円(金額は推定)でサインした。
佐藤世は仙台育英のエースとして15年夏の甲子園で準優勝。15年ドラフト6位でオリックスに入団した。
今季は1軍に昇格できなかったが、ウエスタンでは12試合に登板して4勝4敗、防御率5・37だった。
「思うような野球をできなかった。高校の時みたいにフォークで空振りが取れなかったり、仕留めないといけないところでファウルにされたり、打たれたりした。そこで気持ちの切り替えができずに何でだろうと考えることが多かった」と1年目を振り返った。
それでも、フェニックスリーグでは田口2軍監督らの助言もあって、来季へ向けてきっかけをつかんだ。「球速にこだわっていきたい」と、今後は常時140キロ台の直球を、常時145キロ台まで上げることを目標に、オフのトレーニングに励む。
また、吉田雄人外野手は10万減の490万円、大山暁史投手は現状維持の590万円でサインした。