侍ジャパン・小久保監督、大勝に「9番の秋山が非常に機能」 12日はまた打順変更
「侍ジャパン強化試合、メキシコ4-11日本」(11日、東京ドーム)
日本は打線が13安打11得点とつながり、メキシコを圧倒した。前日の第1戦9投手を繰り出したメキシコの前に5安打3得点と消化不良だったが、一夜にしてガラリと変わった。小久保裕紀監督(45)は「きのうはエドガー監督(メキシコのゴンザレス監督)の細かい継投で、なかなか日本打線がつながらなかったんですけど、きょうはよくつながりました」と評価した。
山田(ヤクルト)を1番に置き、中軸を大谷、中田(日本ハム)、筒香(DeNA)で形成。9番に秋山(西武)を配した打線は、初回から得点を重ねた。2死走者なしから大谷、中田の連続二塁打で得点。大谷は2安打2四球でチャンスメークし、3得点をマーク。9番の秋山は3安打4打点と、ポイントゲッターとしての役割を果たした。
小久保監督は「この4試合は来年のWBCに向けて、打順も含めていろいろ試したいことがありますので、きょうはこういうオーダーでいきましたけどね。9番の秋山が非常に機能したと思いますね」と納得の表情。一方で、12日のオランダとの強化試合では新たなオーダーを試すことを明言。「帰ってまたあしたのオーダーを考えます」と、強化試合をフル活用して、さまざまなバリエーションを試すつもりだ。