東海大・青島が完全試合 10者連続含む18K「勝つことだけ考えて投げた結果」

国際武道大学戦に先発する東海大学・青島凌也=横浜スタジアム(撮影・堀内翔)
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 「関東地区大学野球選手権・1回戦、東海大1-0国際武道大」(31日・横浜スタジアム)

 東海大の2年生右腕・青島凌也投手(東海大相模)が大会史上2人目となる完全試合を達成した。

 2回まで5奪三振と絶好の立ち上がり。キレのよい140キロ前半の直球に加え、スライダーなど変化球の制球も抜群。三回2死からは大会新記録となる10者連続三振を奪った。最後までスキを見せることなく、18奪三振と圧倒した。

 内容は、投球数126、内野ゴロ5、内野飛球2、外野飛球2、三振18。完全試合は05年大会の創価大・八木智哉(対白鴎大戦)以来11年ぶり。

 快挙を成し遂げた青島は「勝つことだけを考えて投げた結果が、こういう記録につながったと思う。八回ぐらいに『もしかしたら』と思った。本当にうれしいです」と、はにかみながら喜んだ。

 高校時代には、1学年下の小笠原慎之介(現中日)らと14年夏の甲子園に出場。国際武道大のスタメンには、東海大相模の先輩と後輩4人が名を連ねていただけに「絶対に抑えてやるぞ、という気持ちだった」と、胸を張った。

 昨春リーグ戦で完全試合を達成した丸山泰資投手(4年・東邦)とは寮で同部屋。中日にドラフト6位指名された先輩には「お前もやれよ」と、ジョーク混じりに言われていたという。

 横井人輝監督も「まさかまさか。ビックリしました」という快投。大会初戦でチームにも勢いをつけた青島は「こういう記録は出たけど、自分はまだまだ。神宮大会に行くことが目標なので、頑張っていきたい」と、気を引き締めた。

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