今年のドラフト外れくじは「白紙」昨年の“教訓”生かしデザイン変更
「プロ野球ドラフト会議」(20日、グランドプリンスホテル新高輪)
今年のドラフトでは、1巡目指名で複数球団が希望選手の指名で重複した場合の抽選で用いられるくじのデザインが変更される。
昨年までは「当たりくじ」は左側にドラフト会議のロゴマーク、右側に「交渉権確定」の文字を刻印。一方で「外れくじ」は左側にロゴマーク、右側が白紙というものだった。
だが抽選時の混乱を避けるため、今年は「当たりくじ」のデザインは従来通りながら、「外れくじ」はロゴマークの刻印をなくし全体が白紙となる。
昨年は明大・高山を重複指名した阪神・金本監督、ヤクルト・真中監督が抽選を行ったが、真中監督が「外れくじ」のロゴマークの刻印を見て「当たりくじ」と勘違い。ヤクルトが高山の交渉権を獲得したとアナウンスされ、真中監督の場内インタビューも行われるという一幕があった。