DeNAロペスが先制2ラン 梶谷死球受け交代の直後「梶谷のためにも」

1回先制2ランを放つDeNA ホセ・ロペス=東京ドーム(撮影・出月俊成)
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 「セCSファーストS・第3戦、巨人-DeNA」(10日、東京ドーム)

 1勝1敗で迎えた第3戦は、DeNAが先手を取った。ロペスが初回、巨人先発の内海から先制2ランを放った。

 この回、先頭の桑原は投ゴロ。続いて2番・梶谷が内海から右肘付近に死球を受けてベンチに下がり、そのまま交代。代走・関根がコールされると、スタンドは騒然となった。

 その直後、3番のロペスが、カウント1-2からの5球目、内海の131キロを捉えると、打球は左翼席へ一直線。大きな先制点をもたらした。ロペスは第1戦に沢村から本塁打を放っており、このCS2本目のアーチ。「梶谷のためにも絶対打つんだと強い気持ちで打席に入りました。先制打を打てたことは嬉しいですが、まだ試合は始まったばかりなので引き続き頑張ります!」とコメントした。

 DeNAはさらに内海を攻め、筒香の中前打、宮崎の四球と相手バッテリーのミスで1死一、三塁とした。しかし倉本は空振り三振、石川は投ゴロに倒れて、追加点はならなかった。

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