大谷、ベストナイン投票も“二刀流” 規定変更で同時選出可能に

 東京プロ野球記者会の幹事会は20日、今年2016年のベストナインの投票規定変更を決定した。投手と野手の“二刀流”でプレーする日本ハム・大谷翔平投手(22)の活躍などもあり、ベストナインでも同一選手を投手と野手で同時選出できる“二刀流投票”が可能となる。

 ベストナインは、5年以上のプロ野球取材経験のある記者らによる投票で決定される。旧規定では2つのポジションにおいて同じ選手を重複記入した際、またベストDHも同様に、ベストナインと重複記入があれば無効票とされていた。

 新規定ではベストナインでは投手と野手、ベストDHでも投手とDHの重複記入が可能となった。これにより、“二刀流”の大谷が投手と、野手またはDHの両方でベストナインに選ばれることが可能となった。

 今季の大谷は20日現在、投手で19試合登板、8勝4敗、防御率2・12。野手で打率・318、22本塁打65打点の成績を残している。

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