DeNA投壊…勝負の6連戦初戦落とす ラミレス監督「流れが…」

 「広島8-2DeNA」(30日、マツダスタジアム)

 DeNAの誤算はリリーフ起用した2人の助っ人だった。1点ビハインドの七回だった。六回から登板した2番手・ペトリックは丸の適時打など無死から3連打を浴びて降板。加賀を挟んで、4番手・ブロードウェイは安部に2ランを浴びて試合は決した。

 ラミレス監督は「あれで流れが完全に向こうに行ってしまった」と敗因に挙げた。

 悲願のCS進出へ、首位広島、CSを争う阪神と試練の敵地6連戦。「先を考えるのでなく、一試合一試合勝ちを付けたい」と一戦必勝を宣言していた。

 1点差劣勢なら、これまで須田、田中を投入してきた。左腕田中を使わず、左の丸、安部に痛打された。「6連戦初戦。早い段階で(須田、田中を)使いたくなかった」。痛い星を落とした。

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