北海のイケメンエース大西、3連続完投で88年ぶり4強に導く

 「全国高校野球・準々決勝、北海7-3聖光学院」(18日、甲子園球場)

 北海(南北海道)のイケメンエース・大西健斗投手(3年)が、9安打3失点の粘投で完投し、1928年以来88年ぶりの4強進出に導いた。12日の松山聖陵(愛媛)戦から3試合連続完投となった。

 17日の日南学園(宮崎)戦からは連投となった大西。初回に失策や2死球がからみ3点の先制を許したが、二回以降は走者を出しながらも要所を締め、無失点に封じた。自らが導いた88年ぶりという数字に、「実感が湧きません」と澄んだ瞳を瞬かせた。

 V6・岡田准一似の端正なマスクに、全国の高校野球ファンからの注目が一気に急上昇。「一般のファンの方や宿舎の周りの方にも『頑張ってね』と声を掛けられる。余計にしっかりやらないといけないですね」とりりしいまなざしを送っていた。

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