DeNA“苦手”東京ドームで6連敗…ラミレス監督は田口に脱帽

 「巨人5-2DeNA」(10日、東京ドーム)

 若き左腕の前に打線が沈黙。DeNAは苦手の東京ドームで6連敗となった。相手先発の3年目・田口の前に六回2死まで無安打。最後まで突破口を見いだすことはできなかった。

 初回に2四球から1死一、二塁の好機を作ったが頼みの4番・筒香が投ゴロ併殺打。「非常に厳しい投球をされた。打者が予想していた以上に直球が切れていたし、いい投球をされた。(初回の)チャンスの時に、それをつかまないと…」とラミレス監督も脱帽するしかない投球内容だ。

 球数が増えた田口が八回2死一塁でマウンドを降りると、宮崎が2番手・田原誠から右翼へ2ランを放った。だが、試合の流れを変えるまでには至らない。

 この試合まで東京ドームではチーム打率・190。ラミレス監督は「積極的に振ることができていない」と打線の状態を嘆き、11日は三塁にロペス、一塁に後藤を配して相手先発・今村に対し、右の強打者を並べる考えを明かした。球団初のCS進出へ、負の連鎖は早めに断ち切るしかない。

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