オリックス山田7年目のプロ初勝利 左肘手術、育成契約乗り越えて
「オリックス3-1ロッテ」(27日、ほっともっとフィールド神戸)
プロ7年目のオリックス・山田修義投手が待望のプロ初勝利を飾った。6回1/3を投げて4安打1失点と先発の責任を果たし、継投策でリードを守り切った。
オリックスは同点の三回に2死三塁で糸井が右へ勝ち越し打、七回は西野の適時二塁打で突き放した。
お立ち台に上がった山田は「本当に長かったですけど、うれしいです」と勝利をかみしめた。2010年に福井・敦賀気比高からドラフト3位で入団。左肘の手術で育成契約も経験したが、昨年7月に再度契約。「1年間投げられなかった期間もありましたが、球団の方、家族の支えがあって頑張ることができました」と感謝の言葉を述べた。
ウイニングボールを受け取り、「家に持って帰って飾ります。なかなか勝てませんでしたが、これから勝ち続けたい」と次なる目標に向かう。