都立の雄・城東、帝京に逆転勝ちで4強入り プロ注目右腕・関根が完投

 「高校野球東東京大会・準々決勝、城東7-6帝京」(24日、神宮球場)

 夏2度の甲子園出場経験がある都立の雄・城東が逆転勝ちで4強入りを決めた。

 1点を追う三回に3番・田中颯人外野手(2年)の左越え2ランで逆転。四回には相手守備の乱れにも乗じて3点を挙げ、突き放した。

 プロ注目右腕・関根智輝投手(3年)は、142球の熱投。12安打を浴びて6失点しながら、勝負どころでは140キロを超える伸びのある直球が決まり、九回を投げ抜いた。

 春は投打に大活躍だったが、今大会では胃腸炎で初戦はベンチ外。この日も本調子とはいえない内容だっただけに「すごい疲れました。仲間にすごく助けてもらった。頼もしい」と、感謝の言葉がこぼれた。

 強豪私学を倒して、甲子園まであと2勝。準決勝では、今春東京大会で引き分け再試合の末に敗れた関東第一と激突する。関根は「そんな実力はないけど、都立の星と呼ばれること自体はありがたい。絶対に勝ちたい」と、意気込んだ。

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