「高校野球西東京大会・準々決勝、八王子学園八王子－早実」（２３日、神宮球場）

　準々決勝第２試合で早実と八王子学園八王子が対戦する。注目のスラッガー、早実・清宮幸太郎（２年）は、これまでの４試合と同じく「３番・一塁」で先発出場する。試合開始前の時点で報道陣は今大会最多の１００人を超えており、注目の高さがうかがえる。

　清宮は初戦となった啓明学園との２回戦、秋留台との３回戦で２試合連続本塁打を放った。５回戦の国士舘戦でも本塁打を放っており、準々決勝の試合前の時点で高校通算本塁打は５３本となっている。

　八王子学園八王子は、エースの早乙女大輝投手（２年）は速球の球速は１２０キロ後半ながら、カーブ、スライダー、チェンジアップを駆使して打者を打ち取る。小学校時代には清宮から三振を奪い、中学校時代は本塁打を打たれているという対戦歴がある。

　清宮の今大会の打撃成績は以下の通り。（）内は打点。

　▽２回戦・啓明学園戦　四球、本塁打（１）、四球

　▽３回戦・秋留台戦　適時二塁打（１）、本塁打（１）、右飛、適時三塁打（１）、四球

　▽４回戦・明治戦　四球、死球、中飛、適時二塁打（１）、一ゴロ

　▽５回戦・国士舘戦　死球、本塁打（２）、中飛、四球

　▽合計　１０打数６安打７打点３本塁打