松崎しげるの愛息、１安打も悲願夏１勝ならず 西東京・和光の４番打者
「高校野球西東京大会・２回戦、狛江１０－３和光」（１１日、町田市小野路球場）
和光が八回コールド負け。初戦で涙をのんだ。歌手・松崎しげるの長男、松崎優輝外野手（３年）は「４番・右翼」でフル出場。初回に三塁強襲安打を放って先制点を演出したが、勝利を手にすることはできなかった。
１年夏からレギュラーを張ってきて、夏は３度とも初戦敗退。「すごく悔しい。終わる感じがしなかった」と、端正な顔をゆがめてむせび泣いた。
多忙なスケジュールの間を縫って頻繁に観戦してくれる父は、この日は仕事で来場できず。それでも、懸命に白球を追った高校生活を振り返り「みんなとできたことが楽しかった」と、充実感もにじませた。
