DeNA単独最下位、大胆テコ入れも
「DeNA3-8阪神」(3日、横浜スタジアム)
DeNAは、打線組み替えも実らず3カード連続負け越しで、単独最下位に転落した。8点を追う九回にようやく3点を挙げたものの、八回まで三塁も踏めない展開。主導権がなかなか奪えず、ラミレス監督は「打てないことには何もできない」と嘆いた。
前日同様、序盤の好機をつぶした。初回2死一、二塁でロマックの代わりに5番に入った松本が倒れ、続く二回の無死一、二塁も無得点。「藤川は決してベストとは思わなかったが…」。制球が不安定だった藤川を立ち直らせてしまった。
打線の低迷に加え、中継ぎ陣はこの日も失点を重ねた。課題は山積。指揮官は「(1、2軍の)入れ替えを含めて、検討している状態」と大胆なテコ入れを示唆した。まだ9試合を終えたばかりだが、いきなり試練を迎えた。