関学大逆転サヨナラ発進!森中が決めた

 「関西学生野球・春季リーグ戦、関学大2-1立命大」(2日、わかさスタジアム京都)

 開幕して1回戦2試合が行われ、関学大が3季連続優勝を狙う立命大に2-1で逆転サヨナラ勝ちした。関大は京大を5-1で下した。八回まで無安打だった関学大は九回に打線がつながり、2死二、三塁から森中健太内野手(3年・大阪桐蔭)の2点適時打で試合を決めた。一回に1点を先制された関大は二回に4点を奪って逆転した。

 関学大に劇的な勝利をもたらしたのは、公式戦で初の4番を任された森中だった。九回2死二、三塁から起死回生のサヨナラ2点適時打。「サヨナラ打は初めて。これで勢いが出たと思う」と殊勲打よりもチームの勝利を喜んだ。八回まで無安打に抑えられていただけに、竹内監督は「ノーヒットノーランをやられちゃうかと思った。最後の最後で理想の展開になった」と胸をなで下ろした。

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