創価大・正義5回2失点も収穫アリ

 「練習試合、創価大5-4白鴎大」(13日、創価大グラウンド)

 今秋ドラフトの目玉、創価大・田中正義投手(3年・創価)が13日、白鴎大とのオープン戦に先発し、5回4安打2失点。2度目の実戦登板で“今季初失点”を喫した。

 リーグ戦では50イニング連続無失点中の右腕も、常に完璧ではない。二回に失策で1点を与え、三回は148キロを捉えられる中前適時打。最速は150キロ、四回には3連続三振も奪ったが「あまりよくなかった」と正直な感想をもらした。

 だが、失点したことが実は収穫かもしれない。「次は公式戦と同じ気持ちで、死ぬ気で抑えないと」と、強い言葉が口を突いた。岸雅司監督(60)も「このままじゃイカンと思っているでしょう。点を取られないという先入観を捨てられた。チームとしてもよかった」とうなずいた。

 この日も日米9球団のスカウトが視察。阪神の中尾スカウトは「まだ2戦目。フォークはよかった」と話した。変化球でカウントを取るなど、段階は上がっている。「とにかく点を取られない投球をしたい」と田中。4月4日の開幕へ、いよいよスイッチが入った。

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