Deロマック内角撃ち弾!ラミ監督指導

 「オープン戦、日本ハム5-3DeNA」(5日、札幌ドーム)

 内角に食い込むシュートに、体が反応した。コンパクトなスイングから生まれた弾丸ライナーは、低空飛行のまま左翼席に達した。九回、DeNAの新外国人・ロマックがオープン戦2号ソロ。「ずっと内角攻めにあっていたからね」と笑顔を見せた。

 内角攻め対策が実を結んだ。打撃練習中、ラミレス監督に指導を仰いだ。「重心を後ろに残すことを意識した。ボールを長く見て、アプローチすることが最初のステップ。そこからいろいろ増やしていった」と説明した。

 これまでオープン戦3試合で、5三振していた。「内角の球で三振していた。アメリカではストライクに取られないコース。日本のストライクゾーンに順応しなければならなかった」。配球とゾーン。2つの課題を克服しつつある姿を見せた。

 ラミレス監督は「内角のシュートをフェアゾーンに残した。非常にいいスイング。四球も選んだように、ボールも見えている」と評価。オープン戦は打率・385、2本塁打。「もう少し微調整していきたい」と言う新助っ人へ、期待は膨らむ。

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